熟練の職人による、「技術」で製品の特徴に合わせた縫い方、「的確」なミシンの速度で丁寧に仕上げていきます。
例えば、キルティング加工のひとつをとってみても、職人の匠の技が光ります。
通常1200回転程のミシンの速度を1500〜2000回転程度まで上げ、高速で縫うことによりキルティングの「膨らみ」がより際立ちます。
また、速度を一定に保つことにより、偏ったシワが出来ません。
「金華山織」は、金糸・銀糸で模様を織り出した紋ビロードのこと。
ゴージャスな見た目を活かし、着物の帯や応接間のソファの生地などに用いられてきました。
「金華山織」はトラックの内装用布地としても人気があり、なかでも1970年代の半ば、映画『トラック野郎』で登場するやいなや、キンキラ光る電飾と共に、カーテン、シートカバーに「金華山織」が取り入れられました。
映画を現役で観た、年齢層の高いトラックドライバーさんのみならず、若いドライバーの間にもファンも多い、人気の素材です。
「金華山織」の真骨頂、豪華絢爛、ゴージャスな織り柄をはじめ、シックな柄やモノクロカラーにも注目が集まっています。
しかしながら国内における「金華山織」の産地では後継者が減り、どんどん衰退している状況です。
ターンでは、日本の織物技術の粋を、トラック用品を通して、国内のトラックドライバーさんはもちろん、世界へ発信したいと考えています。
日本には、古くから京都の西陣織などに代表されるような素晴らしい織物文化があります。
各地に残る伝統的な素材で、世界に通じる” MADE IN JAPAN”のトラック用品を創り、海外にも販路を広げていきたいと思います。
既製品以外にもお客様のイメージを形にするオーダーメイドにも対応しておりますので、
ご相談頂ければ、「こだわりの一点」をご用意致します。
お客様からのご相談に対しては、『無理』とは言わず、できる方法を考えた回答をさせていただいています。